日本人にとってお風呂は1日の疲れを洗い流す癒しの時間ではないでしょうか。しかし、お風呂は年中湿気が高く室温の変化も激しいため、細菌が繁殖しやすい場所でもあります。毎日当たり前に使っているからこそ、清潔を保つことが大切です。そんなお風呂の汚れについてご紹介します。

浴室にはシャンプーやコンディショナー、ボディソープまたは固形石けん、洗面器などのバスアイテムが常時置いてあります。また、お子さんがいらっしゃる家庭なら入浴用のおもちゃがあるでしょう。バスアイテムの裏や側面にはピンク色の汚れが付着しやすいので、乾かさなければならないアイテムを放置していると、その分だけ汚れも多くなってきます。 　　

また、使わなくなった詰め替え用容器をそのままにしているのも、雑菌を増やす原因になります。使わなくなったらすぐに捨てるか、どうしても捨てたくない場合はキレイに洗って水気がなくなるまで乾燥させ、浴室ではないところにしまいましょう。

せっかくお掃除しても清掃用品が細菌だらけだと残念な気がしませんか？お風呂場の中で最も菌の数が多いのが床、次にスポンジなどです。乾燥しにくいスポンジは菌が繁殖しやすいため、スポンジの代わりに布を利用することで乾燥させることもでき、清潔にお掃除することができます。

お風呂場は大量の水を使用し、湿気を多く発する場所です。そのため、細菌にとって好都合な場所となります。また、浴槽の湯垢や石けんカスは時間が経てば落ちにくくなりますので、洗浄力の強い洗剤が必要になってきます。 　　

そして、追い炊きの配管にも雑菌は眠っているのです。ポンプの力で循環するので汚れがつきにくいと思われがちですが、長い配管の中を通る間に雑菌が繁殖しやすくなっています。その他、排水溝を掃除したくても、ブラシやスポンジでは上手く汚れが落としにくい場合があります。